1999/07/24

犬桜総司/著作リスト データベース

犬桜総司/著作リスト データベース

1995/11 家なきっ子1 「ヒヨちゃんとあそぼう」  ★奥付の日付からするとデビュー作
1996/06 家なきっ子2 「地球が愛した女」
1997/01 家なきっ子3 「ファミリーハンティング」
いずみコミックス 一水社

1996/01 漫画クリスティ(冬) 「午前零時は肉人形」 ★初登場(もくじより)
1996/04 漫画クリスティ(春) 「私の小指を返して下さい…」
1996/07 漫画クリスティ(夏) 「なぜ猫は夜歩く」
1997/01 漫画クリスティ(冬) 「骨の哭る家」(漫画表紙では「骨の哭く部屋」
光彩書房

1996/04 こみっくどんぶりっ!! 「サラブレットMARRY」
いずみコミックス 一水社

1996/08 コミック闇市場 十 「プラスワンエイティ」 ★独特の世界を構築する鬼才作家初登場
1996/10 コミック闇市場十一 「さしきず」
1996/12 コミック闇市場十二 「二次元教師」
1997/04 コミック闇市場十四 「水の安らぎ光の荊棘」
1997/06 コミック闇市場十五 「口から出たモノは…!?」 ★コミック麗での原画プレゼント告知
1997/08 コミック闇市場十六 「2は3でワレない訳で」 ★1~2年の休業宣言
いずみコミックス 一水社

多分以上です。
休筆宣言は以下の通り
「◎今回は残念なお知らせから。ちょっぴりカルト入った作風で大人気の犬桜先生が今回の作品をもって1~2年の休筆に入ることになりました。彼にとって現在ある本誌をふくめ、全ての雑誌にあのパワーを受けとめる力が足りないのは否定できません。でも近い将来体制をととのえて、彼の復活を待つ事にします。」(編集後記より) (編集人中沢克昌)

※情報は常時募集しております。
情報提供先→riheko@gmail.com
Twitter→@riheko(DM受け取れます)

非常に特殊な漫画を描く作家さんで女の子が生かされたまま動きを奪われてあふれんばかりの汁を飲まされる作品が多いのが特徴です。動きの奪われ方が「灯台の光に照らされる」「ぼこぼこの球体を入れられる」「植物の種を奪われる」などちょっと考えつかない方法だったりして、とにかくビザールを感じます。
絵は非常に達者です。
犬桜先生を教えてくれた方曰く「タッチが細野不二彦に似ている」ということですが、くせのある絵ながらも微妙に絵柄が変わったりしていて誰かのアシスタント、または既存の漫画家さんの変名も考えましたが現在も答えのでないままです。

最後の作品。第4球とありますが続き物ではありません。このときだけ鉛筆描きですが印刷も仕上げもものすごい綺麗です


寡作な作家さんだと思っていましたが意外と多かったです。しかも短い期間にこんなに作品を遺しているとは…。
情報協力いただいた方々、ありがとうございます。昔「骨の哭く部屋」を読んで以来他にないビザールっぷりに惚れ込んでいましたがインターネットにほとんど情報もなく、7冊ほど集めた時点であきらめていましたがコミック闇市場のデータベースがあり、Twitterにも助けられ集めることができました。

今後ストーリーと感想、漫画についたあおりなどの細かい情報と画像を足していこうと思っています。
入手した闇市場、クリスティは新品かと見まがうようなものばかりでしたのでスキャン用にもう一冊ずつ買い足していくか悩んでるところです…。